HERE NOTE|黒川雅之

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HERE NOTE

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FRAME

infra-frame

FRAMEとは窓枠であり、プロセニアムであり、額縁である。何かを強調し持ち上げる演出の道具である。フレームの中は特別なところになる。幾何学的で三次元のこのフレームには複数の仕掛けがある。

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XYZ

swarm of blocks

XYZの三つの軸を持ち、交差するようにブロックが関係し合っている。積木のようにこれらのブロックは分解したり、再び組み上げたりできるようにできている。カバーの布を変更して多様なイメージを実現できる。

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STAGE

swarm of shelf

物はそもそも神々や魂として畏怖の感覚を持って生まれた。それらは使用するというより、畏怖の感覚を感じながら、付き合い、操作する道具だった。その道具が使われないでいる瞬間がある。

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CHAIRS

sitting platform

チェアーズとは各種の椅子を総合するプロジェクトの名前である。椅子はテーブルやデスクとセットになるより座る人の好みで選ぶのがいい。椅子は人の衣装のように人の身体にこそ親密なものだからだ。

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BOX

robot for service

キャスター付きの、機能を持つボックスである。一つは引き出しだけのシンプルな機能なのだが、もう一つは給水タンクと排水タンクを備えていて、様々な用途に用いることができる。

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SHADOW

shadow lighting

HEREの思想はアジアの思想を重視している。ここではそれを色濃く反映した商品が展開される。その一つは光ではなく影に美があることであるし、太陽ではなく月の文化でもある。月は発光せず、太陽の光を反射して輝いている。

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TABLEWARES

simplicity & material

テーブルウェアとは食器や文具など、テーブル、デスクの上の小物たちである。人の手に深い関係を持つこれらの小物たちはそれ故に、重要な意味を持っている。おそらく、最初に生まれた道具だったと想像できるし、手との長い歴史を持つものでもある。

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K COLLECTION

historical design by KUROKAWA

黒川雅之が自分のデザインによる作品を保存的意味も兼ねて販売してきた複数のものがある。今では生産不能の作品もあり、限られた作品が多いのだが、彼にとって記念碑的作品が多い。

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